4月の着物、何を着ればいい?衣替えの迷いを解消

4月になると「そろそろ着物を着たいな」という気持ちがむくむくと湧いてくる方、多いのではないでしょうか。
入学式やお花見など着物が映える場面も少なくないですよね。
でも同時に、こんな迷いも出てきませんか。

「袷をまだ着ていいの?」「もう単衣に替えるべき?」「ルールを間違えたら恥ずかしい……」

私も着物を日常に取り入れはじめた頃、この”衣替えの壁”に何度もぶつかりました。
そこで今日は、その迷いをすっきり解消するお話をしますね。

目次

教科書どおりのルールと、現実のギャップ

着物の衣替えの基本ルールはこうです。

  • 10月〜5月:袷(あわせ)
  • 6月・9月:単衣(ひとえ)
  • 7月・8月:薄物(うすもの)

このルールでいくと、4月はまだ袷の季節。でも実際のところ、最近の4月はポカポカどころか初夏のように暑い日もありますよね。
先日は4月なのに、27℃予想。半袖でも過ごせるほどでした。
昔と今とは平均気温も違ってきているそうですから結局のところ

着物の「ルール」は、あくまで目安。自分の体と気候に正直でいいんです。

と着物初心者の私は思っています(´ε` )

私が4月に気をつけていること3つ

①「花冷え」に備えて、重ね着で調整する

4月は三寒四温。暖かい日の翌日に冷え込む「花冷え」もよくあります。私の場合は、薄手のショールを必ずバッグに忍ばせています。帰り道に急に冷えても、さっと羽織れるので安心。着物姿にショールは見た目もきれいで一石二鳥です。

レースの羽織を持つことも。羽織風ですがレースなのでかさばりませんよ。

②気温20度を超えたら、単衣を出してみる

「6月からが単衣」というルールはありますが、気温が20度を超える日が続いたら私は単衣を着ています。裏地がない単衣は軽くて動きやすく、実は着物初心者にもやさしい一枚。
私は綿のジーンズ生地の単衣をオールシーズン&ヘビロテで着ています。
夏は薄くて動きやすいですし、寒い冬はハイネックのニットの上に重ねて着てブーツを履くこともあります。

③帯と小物は「春より一歩先」を意識する

着物は「季節より少し先を行く」のが粋とされています。4月なら桜柄はもう終盤。藤や菖蒲、青楓など初夏を感じさせるモチーフの帯を合わせると、季節感がぐっと出ます。
季節に合った柄の帯をたくさん持っていればいいですが、なかなか難しいですよね。

そんなときは、帯の色だけでも明るいクリーム色や若草色にすることで春らしく着こなせます。4月の空気感にぴったりなコーディネートをあれこれ考えるのも楽しみのひとつ。さらに小物の色も春よりに寄せていきましょう。

帯は「今の季節」より「次の季節」を先取りする気持ちで選ぶと、着物上級者に見えます。でも「着物上級者だわ」って分かる人なんて街にそんなにいないので私はあまり気にしていません。(笑)

すぐ試せる!4月の着物コーデのヒント

  • 袷の着物+夏寄りの帯(つづれ織りや博多帯なら◎)
  • 単衣の着物+名古屋帯(気温20度超えの日に)
  • 淡い色の着物(桜色・利休白茶・水色)で春を表現
  • 羽織やショールで寒暖差に対応

難しく考えなくて大丈夫。「今日の天気と気分で選ぶ」くらいのゆるさが、長く着物を続けるコツだと私は思っています。自分が思うほどまわりの人は自分のことを見ていません(笑)そして着物に対して詳しくありません。
どんな着物を着ていても、「ステキね」っていってくれます。

まとめ

4月の着物選びは、ルールに縛られすぎないことが大切です。基本を知ったうえで、気温や体調に合わせて柔軟に。袷でも単衣でも、あなたが気持ちよく着られることが一番。

50代からでも、、着物のある暮らしは始められます。今年の春、タンスに眠っている着物を出してみませんか?

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