着物で自転車に乗れるの?→はい。乗れます笑【裾・草履の対策も詳しく紹介】

着物でお出かけをするとき、「自転車に乗ってきた」と話すとかなり驚かれます。
あまりみなさん乗られないようですね。

私は、日常的に着物で自転車に乗っています。ちょっとした外出からお食事会まで、晴れていて、自転車で30分くらいの範囲なら迷わず自転車。
電車で行くより駅まで歩かなくていい分、楽なことも多いのでは。
「えっ大丈夫なの」って顔をされることもありますが、全然大丈夫なんですよね。

もちろん最初は「どうするんだろ」って思いましたけど、やってみたら意外とシンプルでした。
今回は実際どうやって乗っているのか、その方法について紹介します。

目次

裾はコーリンベルトでくるっとするだけ

着物で自転車に乗るとき、一番気になるのが裾ですよね。「はだけそう」「車輪に巻き込まれそう」って。

私がやっているのは、コーリンベルトで裾をくるっと留めること、それだけです。

コーリンベルトって普段は着付けのときに使う小物なんですけど、自転車に乗るときも大活躍。裾を少し持ち上げてコーリンベルトで留めると、膝下あたりがすっきりまとまって車輪に絡まる心配がなくなります。特別な道具を買わなくて済むのがいいですよね。

他の方が紹介していた着物クリップで止める方法も試してみたのですが、漕いでいるうちにすぐ外れてしまって何度も挟み直すハメに。身ごろに余裕のない着物は特にそうでした。

詳しい手順についてはインスタグラム(@chuuuko2024)で映像を公開しています。よかったら見てくださいね。

草履はちょっとひと工夫で安心(ゴム、優秀!!)

草履で自転車に乗ることも心配な人が多いと思います。「滑るんじゃないの?」「脱げるんじゃないの?」って。
よく考えてみると、サンダルやミュールなどと形は変わらないのに、「草履」となると日常履かない特別な履物って思ってしまいますよね。

私の対策はシンプルで、ゴムで足に固定するだけ。太めのゴムを鼻緒からかかとの上あたりへ渡して留めておくと、ペダルを踏んでもズレません。お子さま用に販売している大きな飾りのついた髪ゴムを買ってきて、飾りだけ利用すると簡単に作ることができます。私は娘の使わなくなった髪飾りにゴムを通して使っています。

ちなみにブーツを合わせているときは何もしなくていいから楽です。そのままひょいと乗れるのでカジュアルなお出かけならブーツから試してみるのもいいですね。楽な上に「かっこいい」と褒めてもらえることも多く、着物上級者のように見えます(たぶんw)

草履の固定の様子も先ほどのインスタで紹介していますのでよかったら見てくださいね。

ちなみに袖は…何もしてないよw

「袖は?」ってよく聞かれます。

…何もしていません笑。

私が普段着ているのは小紋や紬で、袖の長さはそれほど長くないです。振袖みたいに袖が長いものは年齢的にもう着ないので、特に気になったことがないんですよね。

振袖や中振袖を着るときは特別なことでしょうから、わざわざ自転車に乗らないでしょう。また後半で書きますが、自転車に乗るときは基本破れてもいいくらいの着物で乗るようにしたほうがいいです。

私なりのルールは決めてます(ここ大事!)

「着物で自転車に乗れるよ」とさらっと紹介していますが、一応自分なりに決めているルールがあります。

「着物だから」を言い訳にしないこと。着物だから動きにくくてついブレーキが遅くなったなんてもってのほか!!
むしろ「着物の人って危なっかしいね」って思われたくないから、いつもより安全運転を心がけています。

例えば先ほど紹介したように草履をゴムでとめる必要はきっとないですよね。みなさんもサンダルをゴムでとめて自転車に乗ることはないと思います。でも、サンダルが外れて落ちてもなにも思わないのに、草履が落ちたらちょっと特別な目で見る人もいるかもしれません。そんなリスクを避けるために先回りして安全策をとっているということです。

着物を着てどこかに行きたいなら、その分だけ安全には気を配る。これが私の中のバランスです。

ですから、着慣れていない方にはあまりおすすめしません。(こんなに紹介しているのにw)着物に慣れてきて、動き方がわかってきてから試してみてほしいなと思います。せっかく着物を着ているのですから、着ている間は楽しく過ごせたほうがいいですからね。

基本は汚れてもいい着物で乗る(ここも大事!!)

これは本当に大事なことなんですけど、自転車に乗るときは「汚れてもいい着物」に限っています。

メルカリやリサイクルショップで購入したリーズナブルな着物や、綿や化繊など洗濯機でぐるぐる洗える着物を着ているときだけ乗ります。

母が誂えてくれた友禅の着物では絶対に乗りません(笑)それは大切に着るための着物なので。

着物ってピンキリで、普段着用なら手頃なものもたくさん。全身コーディネートして1,000円以下なんてことはよくあります。「汚れたらどうしよう」という不安を取り除いておくのが、着物で自転車を楽しむための地味だけど大切な準備かなと思います。

もうひとつ気をつけることは、リサイクルショップなどで購入した年季の入った安価な着物は糸も生地も劣化していて破れる可能性があるということ。着物の生地より糸の劣化が深刻です。

実際私も自転車に乗っているとき、お尻付近から「プツプツ」という音が。嫌な予感がして触ってみるとサドルに押されて縫い糸がプチプチと切れて縫い合わせてあるところが裂けていました。その日はそのまま帰宅予定でしたし、裂け目がわかりにくい柄だったので良かったですが、羽織などをもっていると安心です。
私は、夏でも冷房対策用にレースの羽織を1枚バックに忍ばせていますので、もし裂けても羽織れば隠れますw
いや・・裂けないのが一番いいですが。

チープ着物のコーディネイト例や、安く購入した方法などもアップしていこうと思いますので興味がある方は見てくださいね。

着慣れてきたらロングスカートやサンダルと変わらないんだけどね

最初は「着物で自転車?」と思っていた私も、今は普通に乗っています。

慣れてくると、本当にロングスカートとサンダルで自転車に乗っているのと同じ感覚なんです。裾の処理もコーリンベルトをぱちっとするだけだし、草履もゴムで留めるだけ。1分もかからない。昔は普段着だったので、普段着代わりに着ていいんです。いまでは、大阪万博やUSJなどへも着物で出かけるようになりました。自転車もそのひとつ。

タンスにたくさんの着物が眠っている人も多いのではないでしょうか。
敷居が高いと思っているあなた。
着物通みたいにこんなブログを書いている私も師範の免許を持っているわけではありません。そればかりか、「子どもの入学式で着たいんです!!」と3月に着物教室に飛び込み、4月に着て満足。それ以降は年に数回の教室に参加するだけの不真面目生徒です。(本当に優しい先生方とお友だちに恵まれたことに感謝です)
あまりハードルを上げずに気軽に楽しんでみませんか?

着物でのおでかけについては、また別の記事で紹介しますね。

みんなはどうしてるんだろう?

私のやり方はコーリンベルト+ゴムというシンプルな方法ですが、他にも色々なやり方があるみたいです。もんぺをはく方、クリップを使う方、いろいろ工夫しているようですね。

みなさんはどうしていますか?

着物で自転車に乗っている方、ぜひ一緒に楽しみましょう。まだ試したことがない方も、着慣れてきたらぜひチャレンジしてみてね。


インスタグラム(@chuuuko2024)では実際に自転車に乗っている映像を公開しています。ぜひのぞいてみてね。

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